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ゲルハルト・リヒター作品を7、8月に一般公開

2017.05.11

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瀬戸内アートプラットフォーム(SAPF)は、今年もNPO法人ピースウィンズ・ジャパンと協力し、現代芸術の巨匠ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)の立体ガラス作品を、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ無人島の豊島(とよしま=愛媛県上島町)で一般公開します。施設のメンテナンスのため、今年の公開は7、8月の土・日・祝日限定(午前8時45分-午後6時)とさせていただきます。観覧は無料ですが、セキュリティ確保のため、受付で身分証明書の提示とともに、氏名、住所、電話番号を記入していただきます。

 

展示スペース

 

リヒターは1932年、旧東ドイツのドレスデン出身。世界中の主要な美術館が彼の作品をコレクションするなど、名実ともに世界最高の評価を受け、最も影響力のある現代アーティストです。リヒターは2011年秋に瀬戸内海を初めて訪問。滞在した豊島の風景や自然が気に入り、ここに自らの作品を恒久展示することを承諾しました。

 

「ゲルハルト・リヒター 14枚のガラス/豊島」と名付けられた作品は、190センチ×180センチの透明な14枚のガラス板が、連続してハの字を描くように少しずつ角度を変えて並んでいます。全長約8メートル。リヒターによるガラスの立体作品としては、最後にして最大のものです。

 

「ゲルハルト・リヒター 14枚のガラス/豊島」_01

 

作品を収める箱型の建物も、リヒター本人のアイデアとデザインに基づいて建てられました。竹林に囲まれた斜面に立つ建物は、海側が全面ガラス張りで、陽光がふんだんに入るように設計されています。無垢のナラ材が張られた側壁にも縦長の窓が3カ所ずつあり、時間の経過や季節、天候に応じて、室内に入る光の強さ、方向、色合いが変化します。14枚のガラスはその光を反映し、周囲の風景や見る人自身の影を映し込んで、無限の表情を見せます。

 

「ゲルハルト・リヒター 14枚のガラス/豊島」_02

 

作品の公開に関するお問い合わせは、このサイトのお問い合わせフォームをご利用ください。

 

豊島へは、因島土生港(広島県尾道市)か弓削港(愛媛県上島町)から町営の定期船が1日2便運航されています。詳しくは町のウェブサイト(https://www.town.kamijima.lg.jp/site/access/5640.html)でご確認ください。

 

豊島